ファビコン。井の家紋。入力データとして扱えるファイル | エクセルマクロ(VBA)実践蔵(じっせんぐら)

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入力データとして扱えるファイル最終更新日:2019-06-13

エクセルマクロを書く上で欠かせないのが、まずは入力データになります。

入力データとなり得るファイルは、いろいろあるかとは思いますが、エクセルファイル、CSVファイル(.csv)やテキストファイル(.txt)が多いかと思います。

エクセルはいろんな拡張子のファイルをエクセルファイルとして開くことができるため、とても便利です。苦労した覚えがあるのは、ファイルを開いたときに文字化けするケースぐらいです。いまは、UTF-8もSHIFT-JISに変換して開いてくれます。

アクセス(access)で作成されているデータベースファイルであっても、エクセルで開いてテーブルデータとして扱うことができるため、エクセルマクロの知識があれば入力データとして扱えます。

ワード(Word)ファイルの文章を入力データとする場合は、マクロからワード(Word)を起動する必要があります。得たい結果がエクセルと関係なく、ワードの文書をテキストに保存するような場合は、ワードマクロで書くことができます。以前、ワードで書かれている設計書の文章を必要な個所のみ抽出し、文字数で区切りながら「/*」「*/」で挟むことで、コード上に記載するコメント記入作業の効率化を図ったことがあります。VBスクリプトでもコードを作成することは可能ですが、ワードやエクセルマクロの利点は開発環境が備わっている点だと思います。

画像ファイルを扱う場合は、エクセルの画像挿入機能を使うことになるため、新規のエクセルファイルや既存のエクセルファイルを開いて、エクセルマクロを利用して画像ファイルのサイズ調節やトリミングが可能であり、ファイリングを自動化することが可能です。システムの試験結果が画像で得られるようなケースでは、画像比較の自動化を行うことで試験結果のOK/NG判断を自動化することも可能です。

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